本当に怖い 日本の経済の真実
日本の経済の真実 ある日、この国は破産します
辛坊 治郎、 辛坊 正記(まさき)さん
私もテレビで、ある女性経済学者(?)が
「日本の国債は、日本人がほとんど買っているので、日本の借金が多くても大丈夫」というようなことを聞きました。
何かおかしいとは思いましたが、やはりこの本を読んで、
その考えは間違いだとわかりました。
以下本文
たとえば友達(今の日本)があなたから100万円借金をして、あなたに90万円くれたとします。あなたは、友達に「100万円返せ」という権利を持ったうえに、90万円は手元に戻ってきます。ここで友達はあなたに「100万円貸してくれたら、90万円あげる」と言います。あなたがもう一度貸すと、あなたは友達に「200万円返せ」と言う権利をもったうえに、手元には90万円が戻ってきますが、1回友達に貸すたびに、手元の10円が減っていくのです。もし、あなたが「もうこれ以上金をかせない。」と言ったら、その瞬間に、この取引自体が崩壊して、結局あなたの手元には、紙クズの借用証書(国債)だけ残ります。
GDPとGNPの違い
1000円のジーンズを売った会社が、日本国内で生産された原材料で織った日本製の生地を200円で買って製品を作ればGDPもGNPも1000円です。生地を作った会社の200円も、裁断して縫製した会社の800円も日本人が生みだした付加価値だからです。
しかし外国企業が外国で織った200円の生地を輸入して作ると、日本のGDPもGDPも800円にしかなりません。
さらに、裁断も縫製も外国製のものを900円で輸入して1000円で売れば、日本のGDPもGNPも100円だけです。
ここで、
日本の企業が人から設備まですべてそのまま外国に運んで工場を移設し、原材料から縫製まで一貫して現地生産をしてできた900円のジーンズを日本に輸入して1000円で販売すれば、日本で生みだされた付加価値、すなわちGDPは100円ですが、この会社が海外工場を含めて生みだした付加価値、すなわちGNPは1000円です、
後者の場合、会社は儲かっても、国内の雇用にはつながりませんから、日本で働く人々は困ります。つまり、日本国内の人々が豊かになるためには、GNPでなく、GDPを増やすことが大切です。
実質と名目の説明として、例えば
去年も今年も同じ30万円の給料とします。
この間物価が1割下がったとすると、名目賃金は同じですが、実質賃金は1割増しです。
目に見える給料明細の数字が増えてこそ、「ああ手取りが増えた」という実感が湧くのではないでしょうか。
従って、国民心理上大切なのは、統計上の「実質」成長でなくて、目の前の数字が増えていく「名目」です。
経済成長(= GDPの成長)の3要素
「労働力が増加すること」
「生産設備が増加すること」
「技術が向上すること」
日本の預貯金の少なくとも半分以上は、間接金融を通じて政府に吸い上げられているのです。
このままの状態が続けばある日、国債価格が下がり始め、場合によっては当然暴落する日が来るかもしれません。
国債の値段が下がると金利が上がる、逆にいうと、金利が上がると国債の値段がさがる
金利の高い国の通貨の先物相場は、直物相場に比べて安い。(インタレスト・パリティー)
先物相場は将来の直物相場を表す(フォワード・パリティー)
為替相場はそれぞれの通貨の購買力を反映して決まる(購買力評価)
従って、金利の暴騰は円相場の暴落の引き金となる。
円が暴落するということは、高いお金を払わないと外国製品が買えないということ。
外国製品の中には、原料も飼料も肥料も、原油などのエネルギーもみんな含まれます。原料価格が激しく上がったら製品価格も上げなければいけません。
財政赤字を国債という借金で賄うことを続ければ、いつか必ず国債が暴落し、金利が暴騰して、円が暴落し、国家滅亡の引き金を引く時がやってきます。
元気な産業や企業を日本国内で育てる以外、不況から脱する道はないのです。
法人税(が高いこと)が株価を下げる(詳しくは本書を読んでください)
日本を滅ぼす5つの悪の呪文
1 経済の豊かさよりも心の豊かさが大切
2 大企業優遇はやめろ!
3 金持ち優遇は不公平だ!」
4 外資に日本が乗っ取られる
5 金をばらまけば、景気が良くなる
詳しくは本書を読んでください。